社会人デビュー戦は波乱の幕開け。
試合前日、液体窒素による低温火傷を右手3本の指に負う。ハンマー投は左手がメインにな
るので問題はなかったが、砲丸投は悲惨なものだった。練習投擲をパスしての3本勝負も虚し く終わる。
<反省と課題>
まず、仕事中の事故とはいえ、万全の状態で臨めなかったことが一番の課題。どんな試合で
あっても、競技に集中できるようにすべきだっただろう。
ハンマー投はすぐに力むクセを直したい。また、すぐにローポイントがずれてしまうので、スイ
ングからしっかり練習したいと思う。
砲丸投は指でしっかりプットできるように、真っ先に指を治す。そして、ファールを恐れるが故
にグライドが逃げ腰になっている。思い切りのある投擲をできるように、前方へ押し出すように 心がけたい。
シーズンを賭けた(といっても2ヶ月程度だが)一勝負。学年別選手権の特性上、2投しか投
げられないという環境、しかも新しく取り入れた4ターンと、過去に前例のないほど緊張感に溢 れるほどの競技会となった。
<反省と課題>
練習投擲は注意するべき点を頭か飛ばしてしまっていたので、まともなものにはならなかっ
た。そのことを思い出して、ちゃんとした投擲をするように心がけた。
1投目はまずまずのターン。しかし、ハンマーが加速するあまり足がついていかず、得意のフ
ィニッシュが不完全なものとなってしまった。2投目は論外。3ターン目が踵のみのターンという 珍ターンなパフォーマンスをしてしまった。後々考えると、よくケガをしなかったな・・・と思う。
この試合は、練習通りの結果が出ていた。練習不足による39m。未完成の4ターンのボロ。と
にかく練習で補うしかないものばかりである。
収穫と言えば、強い選手の投擲を間近で見ることができたこと。相棒の居ない練習は視覚的
にイメージするのが難しいので、練習に苦労することが多い。その点から、今回の試合に出た ことは大いにプラスになったと感じている。
想定外の時期にあった記録会。今年から急に勃発したが、私にとっては試合の数は多いに
越したことがない。
尚、社会人初の自己ベストはやり投となった。しかし、全く練習せずに臨んだ結果がこれなの
で、まともに練習していたら・・・?と思う節がある。
<反省と課題>
まず、全体的に見て、体力(スタミナ)の弱さがある。今回、3種目に出場して計18回の試技
を行ったが、最後のハンマー投ではすでにバテバテだった。無論、投擲である以上スタミナは ほとんど必要としないが、最低限でも試合で勝負できる程度のスタミナは必要。純粋に練習量 を増やしていくしかない。
やり投では技術的なことをほとんど語れない。ただ、2本目以降は全てショート。身体の疲労
をあっさり露呈してしまった。一発屋も悪くはないが、響きは悪い。生活の中で少しずつ練習し ていくしかない。
砲丸投は、毎度毎度のファールに対する恐怖。練習の中で克服するしかないだろう。できる
限りサークルを使って練習していく。
ハンマー投はつま先回転→踵回転の繋ぎが不完全だった。それゆえ、スマートにいこうとし
すぎて、35m台を連発した。今後、この繋ぎが完成できないのであれば、ターンの再改革を考 える必要がある。じっくり検討したい。
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