アスリート人生の歩み 1

1.幼年時代
 走るのは遅かった。運動自体が好きじゃなかった。どちらかと言うと引きこもりがちなインドア
系の保育園児、幼稚園児だった。川遊びなど、水は物凄く苦手だった。

2.小学生時代
 小学校2年生の6月から隣町(橋本市)のスイミングスクールに通い始める。別に好きで通い
始めたのではない。小学校の水泳の授業であまりにも泳げなさすぎるから、親に放り込まれた
のである。「近所の友達に会わないように」との配慮で、わざわざ隣町にまで通うことになったと
か。今考えると、物凄く嬉しい配慮である。
 最終的には、小学校6年生までに4泳法を全てマスターした。しかし、走るのも遅ければ、泳
ぐのも遅い。個人メドレーのクラスに入ってからは、レベルの高さについていけなくなった。試験
後のコーチのコメントには「最後のクロールでは完全にバテてましたね」。結局、親に辞めるこ
とを相談する。入会当初の目的は果たした、として辞めることを了承してもらう。

 球技は好きだが下手だった。特に野球は真剣に少年野球チームに入ろうか悩んだ次第であ
る。しかし、親に反対された。結果として、常に草野球での登場のみであった。
 サッカーも好きだった。でも、上達しなかった。「取り合いジャンケン」では、最後の「要るか要
らんか」の選択群に入っていた。
 キックベースでは主にフォワード。4年生あたりから知らぬ間にフォワードに定着していた。

 一方で、小学校6年生のときに、初めて陸上競技の試合に出る。種目は走高跳。元々はソフ
トボール投に出場したかったが、すでに飽和状態だったため、走高跳に回された。そして惜しく
も入賞を逃がす。
 このときは跳ぶのが純粋に楽しかった。しかし、「野球より面白いものはない」という先入観か
ら、徐々にこの楽しさを忘れ、やがて小学校の卒業を迎えることになる・・・


小学生時代の自己ベスト

学年
種目
記録
試合名
試合会場名
備考
走高跳
1m10
伊都地方小学生
高野口小学校G
生涯ベスト





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